Monday, June 06, 2005

An introduction to contemporary metaethics

Blackburnのquasi-realismへの反論としてC.Wrightがあげるのは、以下のmoral modus ponens argument:

i) Murder is wrong.
ii) If murder is wrong, then getting little brother to murder is wrong.
iii) Therefore, getting little brother to murder is wrong.

で、i)ii)を認めるのにiii)を認めない人が、Blackburnではせいぜい倫理的な過ちを犯している(crash of attitudes)だけで論理的な過ちを犯しているわけではないことになってしまうということ(Miller 2003, 4.4.)。(ここがほんとうはよくわからないのだが)

それに対してMiller(2003, 4.6.)は次の4つの場合を考えて、それぞれの場合で何が最善の解釈かを考える。

1)moral modus ponensは間違えるが、non-moral modus ponensは間違えない。
2)前者後者ともに間違える。
3)前者は間違えないが、後者は間違える。
4)前者後者ともに間違えない。

それでMillerはそれぞれの場合で実際は論理的な過ちを犯している(というのが最善の解釈な)のに倫理的な過ちを犯しているだけ(が最善の解釈)になってしまわないことを示す(2)と4)ではcounterfactual situationsを考えてそこで1)か3)のどちらかが実現されるかを考える)。

これはthe frequentist interpretation of the Linda problemとかcheater-detectorの話とかSextusの犬のdisjucntive syllogismの話とか、野球の選手が飛球を捕球するときにベイズの定理に従っているとかいう話(つまりあるタイプのrepresentationのもので(のみ)より抽象的な定理や論理に従っているように見える行動)に関係するような気がするのだが、よくわからん。またMillerのやり方がこの手の話に応用できそうな気もするが、これもよくわからん。

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