マッキーは認識説?
最近はすこしメタ倫理の勉強をしているのだが、メタ倫理の勉強をはじめたとき、マッキーの錯誤説(*)は認識説(**)ではないと間違って思い込んでいた。しかしきょう「倫理とは何か」を見直していたら、そこのところが結構曖昧に書かれていたことがわかった。具体的にいうと
と書かれたあとの次の段落でマッキーが反実在論の代表者として出てくるわけで、ちょっとわかりにくい(錯誤説という名前は出てこないが、argument from queernessは出てくる)。
まあ間違いはよくないが、自分だけの責任ではないことがわかり少しほっとした。
(*)錯誤説:我々の道徳判断---殺人は悪い、とか---は、ありもしない道徳的価値(善悪など)の存在にコミットしているためすべて誤りだという説。
(**)認識説:道徳判断は信念を表していて、従って真偽があるという説。
「おおざっぱにいえば、認識説が実在論に対応し、非認識説が半実在論に対応することがわかると思います。」(171頁)
と書かれたあとの次の段落でマッキーが反実在論の代表者として出てくるわけで、ちょっとわかりにくい(錯誤説という名前は出てこないが、argument from queernessは出てくる)。
まあ間違いはよくないが、自分だけの責任ではないことがわかり少しほっとした。
(*)錯誤説:我々の道徳判断---殺人は悪い、とか---は、ありもしない道徳的価値(善悪など)の存在にコミットしているためすべて誤りだという説。
(**)認識説:道徳判断は信念を表していて、従って真偽があるという説。
0 Comments:
Post a Comment
<< Home