Friday, March 18, 2005

attributive use and referential use

ショートペーパーを書いていてうまい思考実験が思いついたので幸せだったが、よく見直すと基本的なところを書き落としていたことに気付いて鬱。

きのうはDonnellan。definite descriptionには(1)Attributive use(2)Referential useの二つがあるという。

たとえば"The Smith's murderer is insane."(S)という同じ文でも、刑事がSmith氏の凄惨な殺人現場を見て"The Smith's murderer is insane."といった場合と、犯人が捕まり裁判で、被告がヘンな言動をするのを見て傍聴人のひとりが"The Smith's murderer is insane."といった場合では異なる。

最初の場合は(S)は"Whoever killed Smith, he/she is insane"と書き換えられ、記述句は特定の対象をさしているわけではないが、後者の場合はThe Smith's murdererは読者の注意を引くためにつかわれているに過ぎず、particularなreferred object(たとえば被告人席に座る被告)が存在する。Donnellanは前者はattributive useで後者がreferential useだという。

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